鳥獣人物戯画の 7 年にわたる全面修復後、初のお披露目が 2014 年の秋。以降も、鳥獣戯画っぽいイラストを作れるウェブサービスになったり、スタジオジブリがアニメ化(CM)したりと、「鳥獣戯画」という一大歴史的コンテンツ熱の延焼がとまらない。先輩のご活躍にカエルファンとしてはうれしい限り。
このブログで使うイラストも、プロフィール画像を含め、ちょいちょい 鳥獣戯画制作キット 様のお世話になってる。
11/3 追記。九博で鳥獣戯画を見てきた話
鳥獣戯画がコップのふちに
そんな中、ついうっかり買ってしまうことでおなじみのガチャガチャ(ガシャポン、カプセルトイ)の鳥獣戯画を回した。
今回の戦は、コップのふちにひっかけるタイプのこれの争奪。
あと、3 つでコンプリート! 蛙(ハ)と猫とがダブってる。蛙(ロ)がいちばんほしかったのだけれど、まだでない。蛙(イ)をはじめに引き当てて。でもでもー。蛙(ロ)がほしくてー。ハマった。
300 円なー。ごろごろと 6 個のカプセルを並べたときになにかを悟った。気がした。
鳥獣戯画のガシャポン第 1 弾は卓上便利グッズだった
奇譚クラブの鳥獣戯画は、2016 年 5 月末に発売開始。この業界最大手のバンダイも、2016 年 1 月下旬に机の上に飾れるシリーズを販売している。
こっちも、一発勝負で蛙を捕獲ー!
どちらかといえば、奇譚クラブのものよりもバンダイのもののほうが、ディティールに凝ってるイメージ。たとえば、蛙の背中の模様なんかは、バンダイの方は、柄に合った凸凹の成型の上に彩色していたが、奇譚クラブのは、彩色だけで手触りはつるつるなんです。あと、手の指の間のヒレもバンダイのものではちゃんと表現されている。
奇譚クラブにはほかにもカエルがいる
とはいえ、奇譚クラブでは、鳥獣戯画以外にもカエルをモチーフにしたカプセルトイがある。「おさんぽカエル」シリーズと「PUTITTO アマガエル」シリーズだ。
「おさんぽカエル」は、名前のとおり、バッグの肩紐部分につけて、背中のあたりでぶらぶらするようにしてる。舌がべろべろする。コップのふちにひっかけるタイプの「PUTITTO アマガエル」は、小さいのだけれど、デフォルメが少なく、精巧にできている。大きさも実物大な感じ。どっちもめちゃくちゃかわいい。
2016 年の「鳥獣戯画」展は、九州国立博物館 で!
「鳥獣戯画」のお披露目は、毎年必ずどこかで行われていて、修復後もそれは変わらない様子。2016 年は、福岡は大宰府!
- 京都国立博物館 「特別展覧会 大絵巻展」 2006 年 4/22 ~ 6/4
- サントリー美術館 「開館記念特別展 鳥獣戯画がやってきた! 国宝『鳥獣人物戯画絵巻』の全貌」 2007 年 11/3 ~ 12/16
- 修復
- 京都国立博物館 「修理完成記念 国宝 鳥獣戯画と高山寺」 2014 年 10/7 ~ 11/24
- 東京国立博物館 「鳥獣戯画─京都 高山寺の至宝─」 2015 年 4/28 ~ 6/7
- 九州国立博物館 「京都 高山寺と明恵上人 鳥獣戯画」 2016 年 10/4 ~ 11/20 <- New!!
まだ、特設ページはできてないみたい。
2014 年の京都の初日にも行ったのだけれど、まぁすごい人出で。45 分待ち。行列で練り歩いて展示を見るもんだから、じっくり見る、ということはできなかった。
九博は、ゆっくり見られる日に行こうと思ってる。ガチの鳥獣戯画ネタは別の機会に。
2016 8/24 以降、ぼちぼち追記
鳥獣戯画について、もすこし精しく。「鳥獣人物戯画」本編については、こちらで。
"蛇"足
「ガシャポン」は、バンダイの登録商標です。総称としては、カプセルトイ。ガチャガチャ、ガチャポン、ガシャガシャなどなど、てきとーな呼び方がたくさん。地元では、「ガチャポン」か「ガチャガチャ」ってよんでた。
「ガチャ」って聞くと、イメージが悪くなってしまって、ねー。なにしてんだと。こっちのガチャは、まさしく、焼け野原しか残らないイメージ。