めかりる

カエル、変える、買える、帰る、考える

Vivaldi 1.12 リリースで 3 つの新機能も、アイツらをずっと待ちぼうけ

Vivaldi 1.11.917.39 から 1.11.917.43 へのマイナーアップデートを経て、Vivaldi 1.12.955.36 へメジャーアップデート、さらに 1.12.955.38 へマイナーアップデートという状況です。

このエントリーでの焦点は、Vivaldi 1.12 のメジャーアップデートです。

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Vivaldi 1.12 は、ブログに「 Giving you the browser you want 」とあるように、ユーザーリクエストの機能実装がメインテーマのようです。

その一方、今回のアップデートでアイツらは来ませんでした。

We know you’re all waiting for bigger features, such as Sync and Mail, and we do share your sentiment. Let me assure you that we are working hard on giving you these features, as well as other important functionality. In the meanwhile, we also keep sight of other prominent features that you’ve been asking us to implement.

俺たちは、Sync とか Mail とかってすっごい機能を君たちが待ってるって知ってるし、俺たちだっておんなじ気持ちなんだ。新機能の提供だけじゃなく、ほかの重要な操作性のために、バリバリ頑張ってるんだってことは保証させてくれ。その間も、君たちが実装を依頼してくるイイ感じの機能には目を配ってるぜ。

「アイツら」ってのは、Sync 機能 と Opera にもあった Mail 機能です。android 版 Vivaldi も含めてもいいかな。

そんなこんなで Vivaldi 1.12 の、勝手恒例、リリースノートで気になった点と定点観測を。

Vivaldi 1.12.955.36 リリースノート

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鳥獣戯画さん、京博の開館 120 周年記念「国宝」展に参加せず

「国宝」が一堂に会するこの展覧会。かくも名高き『鳥獣人物戯画』が出品されないというのは、まことに残念なお知らせで。

これで、2014 年から毎年公開されていた鳥獣戯画を、今年は見ることができない可能性が高いようです。「国宝」展の会期が 10/3 から 11/26 とほぼ年末まであって、これに出てなくってよその展覧会に出るってことは、まさかないでしょう。

四大絵巻物とされる『源氏物語絵巻』、『信貴山縁起』、『伴大納言絵巻』、『鳥獣人物戯画』は、それぞれ国宝指定を受けていますが、このうち『伴大納言絵巻』も出品一覧に見当たりませんでした。

あ。速報と書きたかったのですが、出品一覧の公開は 9/5 だったので自重です。

というわけで、だいたいここまででタイトルを回収しちゃったのですが、あまりにもさみしいので、今回は「国宝」についてのはなしなど。

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鳥獣戯画が国宝になったのはいつか

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反逆者にもアクセシブルな Vivaldi 1.11 リリース!

Vivaldi 1.10.867.46 から Vivaldi 1.11.917.39 へ。

「アクセシビリティ」の新機能と新しいアイコンを引き連れて Vivaldi 1.11 が 8/10 にリリースされたようなので、いつもどおりの数日後レビューです。

Vivaldi 1.11 リリース告知動画のタイトルは、「 An Internet for Everyone 」でした。最後の Vivaldi ロゴの直前に出てくる 3 つのスクリプトが印象的。

The browser for power users パワーユーザーのためのブラウザー
The browser for rebels 反逆者のためのブラウザー
The browser for you あなたのためのブラウザー

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アクセシビリティ accessibility 」とは、場所やモノへの交通、通信などのアクセス手段の容易さの度合いのことです。その手段が容易であるほどアクセシビリティが高く、その「なにか」に価値が生まれます。福岡へのアクセシビリティは都心まで 10 分の福岡空港があることによって、情報というモノへのアクセシビリティは屋外での LTE 回線を使えるスマートフォン端末によって高められる、みたいな感じです。たぶん。

(このへんに、ユニバーサルデザインとかデファクトスタンダードとか 新しい洗濯表示 マークとかの話があったとして)

つまり、「アクセシビリティ」には、それぞれの帰属する集団の文化的歴史的身体的な背景が考慮された施策が必要になります。そして、それは、すべての人にとって、少しずつ違うものなわけです。

Vivaldi のアクセシビリティに対するアプローチは、( 7 割が支持する) A か ( 30% しか必要としない) B かで迷ったら「オプションを用意する *1 」です。Vivaldi は、オプション設定を豊富に用意することによって、どんなユーザーにだってよりアクセシブルな存在であることを目指しているといえます。このメインストリームに対する「 B 」という 30% の集団こそが、「反逆者」な「あなた」であって、わたしでもあるんですね。

インターネットをだれのものにでもしてやる、っていう意気込み、好きです。

そんな Vivaldi 1.11 の、勝手恒例、リリースノートで気になった点と定点観測を。

Vivaldi 1.11.917.39 リリースノート

*1:以前のエントリー「 IME が修正された Vivaldi 1.10.867.46 リリース。Sync 機能もチラ見せ - めかりる 」の下部で触れた 「デフォルトじゃないブラウザの会」での COO の冨田氏の発言より。

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