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閉館日の梅小路蒸気機関車館の思い出

京都鉄道博物館が本日 4/29 にオープン、おめでとうございます。で、せっかくなので、その前身だった梅小路蒸気機関車館の最終開館日の写真をいくつか並べようというエントリー。

「熱心な鉄道ファン」とはいえないので、説明書きは、パンフレットや掲示物、Wikipedia などを参照していますよ。

昨年 8/30 の梅小路蒸気機関車館

閉館記念の硬券

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閉館日は、2015 年の 8/30。記念品として、日付入りの硬券が配布されていた。うひ。

旧二条駅舎

13 時半くらいに着いて、入場の列に並んで。入館に小一時間くらいかかった記憶がある。午前の閉館セレモニーは見てない。

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旧二条駅舎は、資料展示のスペース。1904 年(明治 37 年)に建造された京都鉄道の本社社屋を兼ねた日本現存最古の駅舎。1996 年(平成 8 年)まで現役で駅舎として使われた後、翌年、梅小路蒸気機関車館に移築されエントランスになっている。

扇形庫

20 両の蒸気機関車を展示するスペース。機関車の頭出し展示が行われていた。一両ずつ牽引車両でひっぱるんだろうなー。

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ひときわ小ぶりの 7100 形蒸気機関車 (7105)「義経」号は、なんと 1880 年製で、梅小路蒸気機関車館の中では最古のもの。アメリカ H.K.ポーター社製造。

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転車台

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転車台は、扇形庫から出発する機関車を真ん中のターンテーブルで回転させ、線路に接続する役割。電話ボックスみたいなところで操作する。左上のオレンジの車体は、牽引車両。

蒸気機関車を転車台で回転させる展示が、滞在時間中に 2 度。閉館記念イベントのひとつ。

まず、自走できる 8620 形蒸気機関車 (8630) が、車庫わきの線路からターンテーブルへ。そして、回転させて、車庫へ。SL スチーム号に使用される車両で、閉館記念のヘッドマークが付けられていた。

なんども回転したり、運転士が鐘を鳴らしたり手を振ったりと、サービス満点。

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最後に、静態保存されていた C62 形蒸気機関車(C62 1)。牽引車両でひっぱって転車台へ。予定表になかったので、アナウンスのときに観客が歓声をあげていた。

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展示車両案内のマップ

梅小路蒸気機関車館の展示は、旧二条駅舎、旧梅小路機関区の扇形庫、転車台と蒸気機関車群で構成されている。本館部分は、入場できなかったのかな。新幹線の 0 系は見ることができなかった。

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ほかに、実際に SL スチーム号に試乗できる展示運転線もあった。

閉館日の閉館時間

閉館時間の直前までいた。出口で、鉄道博物館のロゴ入りの風船ではないけど、なんていうのかわからないものを配ってた。スタッフも入場者(退場者?)もお互いに「ありがとう」の連呼だった。

ふと思いたってでかけただけだけれども、すごくいい一日になった。

旧梅小路蒸気機関車館

新しくなっても、機関車館時代の施設などは、残っているようです。開館日には、やっぱり記念の硬券が配布されたそうですね。入手できたみなさま、おめでとうございます。

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  • 住所
    • 京都府京都市下京区観喜寺町
    • JR 京都駅中央口より、西へ徒歩約 20 分。山陰本線沿いに歩くと、梅小路公園に入る。京都水族館を右手に、奥まで進む
    • JR 京都駅中央口より、京都市バス、京阪京都交通バス乗車約 10 分。「梅小路公園前」下車徒歩約 3 分。「梅小路公園・京都鉄道博物館前」下車徒歩すぐ
    • JR 嵯峨野線丹波口駅より、南へ徒歩約 15 分
  • 入館案内
    • 開館時間 10:00 ~ 17:30
    • 休館日 祝日を除く毎水曜日、年末年始
    • 観覧料 一般 1,200 円 大学生、高校生 1,000 円 中学生、小学生 500 円 他
  • 備考
    • 駐車場はない。自転車、バイクは有料駐輪場へ。

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