日本語で文章を書いていて、「続きを読む」があると、そこも文章の一部のような。なるべく、デフォルトで表示される部分は日本語以外、つまり、英語にして、違いをだしたいな、と。そういう理由。デザインとか、ユーザーエクスペリエンスとか。
はてなブログは、WordPress や FC2 ブログ など、他のブログサービスとは異なり、HTML テンプレ-トの変更はできない。ブログのデザインテーマを変えたり、CSS を設定してたりして、見せ方を工夫することはできる。
さて。
「続きを読む」を「 Read more 」に変更する
基本設定の言語の項目を英語にするだけ。かんたんらくちん。
- ダッシュボード > 設定 > 基本設定 > 言語 > 「英語」
「続きを読む」を、英語で表記されるようになりました、めでたしめでたし。
追記
ということができたんですが、いつごろからかできなくなりました。
こんな表記が追加されていました。見る人の、用いるブラウザーの言語設定に拠って変わるよってことです。
つまり、「続きを読む」と「コメントを書く」は意図的な英語表記ができなくなりました。
よって、このエントリーは「あのころはこういうことができたのだよ」的なものになりました。
はてなブログの言語設定の変更が影響する部分
言語設定の変更だけで、日本語表記の「続きを読む」が英語表記に変わったということは、はてなブログがもともと用意していたためです。
以下のリストは、言語設定が影響した目立ったところです。
- html ファイルのドキュメント宣言の最初の部分
日本語
<!DOCTYPE html> <html lang="ja" [...]
英語
<!DOCTYPE html> <html lang="en" [...]
- コメントを書く -> Write a comment
- ソーシャル拡散ボタン
- Facebook は、日本語のまま
- スター関連
- 読者登録関連
- はてなブログのプロフィール情報のページ「/about」
- サイドカラム
- カテゴリータイトルやデフォルトのリンク集、検索ボックスなど
- あれ? twitter のフォローボタンの lang 属性が、日本語のままだぞ?
ドキュメント宣言の lang 属性は、SEO的な問題になるのか
せっかく「続きを読む」を「Read more」に変更したのに、検索エンジンに、ドキュメント宣言の lang 属性をもとにコンテンツ全体が英語だと判定されるのは困る。
一般的に Bing は検索流入が少ないので、Google の判定基準を探していると、Google ウェブマスター向け公式ブログに以下のような記述があった。あ。Bing すきですよ。
Google では「lang」属性から文書型定義(DTD)まで、コードレベルの言語情報はすべて無視します。一部のサイト制作ソフトでは、これらの属性が自動的に作成されるため、ウェブページの言語を判断する際にこうした情報はあまり信頼できないためです。
Google ウェブマスター向け公式ブログ: 多言語ウェブサイトの作成について
うん。べつにどうでもいいんだね。
まとめのようなもの
というわけで、はてなブログの「続きを読む」は、自由な文字列には変えられなかったけれど、「Read More」に変更することはできたよ、というおはなしでした。